首都・東京を襲うコロナウイルスの脅威。
東京オリンピックも延期になり、様々な対応が迫られています。
もちろん、教育界にも大きな影響を与えているのは既報の通りです。

先ほど、安倍首相が記者会見の中で、一斉休校の延長について言及しました。
先週までの情勢では、「どのような形で学校を再開するか」という話でしたが、東京の感染拡大がそれを妨げているようですね。
確かに、このご時世であれば、なかなか学校を再開するのも難しいとは思いますが…。

2019年度末にも未修部分があり、その補填を各学校が2020年度に行う予定なはずです。
それがさらに増加した場合、一体それをどのように指導するのか…。
「夏休みを無くす」とか「土曜日に授業をする」とかで対応できる範囲で収まればよいですが、
それも5月中に学校が再開できた場合に限るでしょう。そうでなければ生徒の自習に頼ることになる。

学校の役割として、様々な部分がありますが、「学習機会の確保」「学力の保証」という観点からいけば、このような中途半端な対応や途切れ途切れの対応は、それを十分に果たすことができません。
もういっそ思いきって教育年度を9月スタートにし、欧米と統一するくらいの改革が必要かもしれません。。。

そうでもないなら、時差登校でも個別登校でも何でも、4月から学校は再開すべき、というのが私の意見です。
時差や個別での登校が叶わないなら、公立の小中学校は「生徒の安否確認」という名目で各家庭を訪問するなどの業務が降りかかってきます。
感染症が蔓延しているご時世、各家庭を訪問するのが教員にとっていかに危険なことか…。
これがもし緊急事態宣言が出てくれれば、保護者に家庭待機の義務が生じ、「生徒の安否確認」が必要なくなると思います。
やるんだったら、そこまで徹底的にやってほしい。

上の意見を総括すると、首都・東京だけで済むのであれば、4月から2週間程度の緊急事態宣言が一番いいのかもしれません。
それにしても全体未聞の事態が続いています。
ぜひとも様々な立場の方の様々な意見を聞いてみたいものです。




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